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電子マネーを使う、ポイントを得る多彩になったマイルの貯め方
(岩田 昭男=消費生活評論家)ビジネスパーソンなら、航空会社が提供するマイレージプログラムでマイルを貯めることに関心があるはず。マイルを貯めればハワイ、ロンドンまでの海外旅行も夢ではないので、日常脱出の手段として利用する人も多いだろう。飛行機に乗らなくても、毎日の生活の中でマイルを貯める仕組みが増えてきているため、余計に関心が高まっている。
現在、わが国でマイルを貯めようと思ったら、全日本空輸(ANA)か日本航空(JAL)を利用するのが最も手っとり早い。どちらかのマイレージ会員になると、搭乗実績はもちろんだが、陸にいても様々な場面でマイルを貯めることができる。そんな“陸マイラー”の人たちに、その方法を整理して紹介しよう。
提携カードを特約店で使おう
飛ぶよりむしろ陸で大きく稼ぎたいと思ったら、航空会社の提携クレジットカードを持つのが原則。そして、そのカードを特約店で利用するのがポイント。通常の交換レートである100円=1マイルが、特約店なら2倍の100円=2マイル貯まる。特約店はJAL、ANAとも多岐にわたる。百貨店、レストラン、ホテルはよく知られているが、引っ越し、タクシー、ゴルフといったシーンまでマイルチャンスが倍増。出費が大きいときこそ、特約店を利用したい。提携先の一覧は、各社のホームページで確認しよう(ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク)。電子マネーを活用する
電子マネー機能も積極的に使いたい。Edy搭載のANAクレジットカードなら、全国に約4万9000ある加盟店でEdyを利用すると200円=1マイル貯まる。また、Edyにチャージしてもマイルが貯まるし、特約店で利用すればさらにお得になるからEdy中心で使っている人も多い。一方、JALの場合はJALカードでもSuica機能が付いたものなら、電車に乗ってマイルが貯められる。JR東日本での切符や定期券のカード購入、Suicaへのチャージでポイントが貯まり(1000円=6ポイント)、ポイントをマイルに交換できる(600ポイント=1000マイル)。第1回で紹介した通り、PASMOのオートチャージサービスが使えるクレジットカードの中でもマイル交換できるものがある。毎月の必要経費をカード払いに集約
「カードを利用すればマイルが貯まる」とはいえ、必要もないのに使っていたら出費がかさむだけ。そんなことにならないようにするにはコツがある。毎月絶対に出て行く“必要経費”だけ、カード払いにするという手である。その代表例である公共料金は、電気・ガス代が一部地域を除いてカード払いができる。通信費は、固定電話代・携帯電話代・プロバイダー料金のすべてが、ほとんどの会社でカード払いできるようになった。
このほか、新聞購読料、NHK受信料、衛星放送視聴料などに加え、国立病院での医療費もカード払いが順次できるようになってきた。水道代は市町村管轄なのでカード決済の実現は難しかったが、今春から徐々に払えるようになってきている(東京都は、今秋から水道料金のカード決済を予定)。こうした必要経費、固定費だけで、かなりマイルを稼げるのは間違いない。
物・サービス購入検討時の資料請求で
Webサイトをチェックするだけで、マイルが貯まる方法もある。“タダ”で稼ぐ方法だ。JALの例でいえば、まずはホームページにアクセス。マイレージプログラムのページから、英語教材の資料請求や自動車保険の見積り、不動産サイトの会員登録などを行うだけで、マイルがもらえるのだ。購入や利用を検討している物・サービスがあれば、試してみよう。獲得マイルは数十〜数百マイルとさまざま。一方のANAにも同様の特典はあるものの、数が少ない。
ANAのマイルは、ポイント交換サイト「Gポイント」を試してみるとよい。インターネット上には、会員登録や資料請求すると無料でポイントを提供してくれるサイトが多数ある。そこで得たポイントをマイルに交換するサイトがGポイント。30Gポイント=8マイルで交換できる(JALへはヤフー経由が使える)。
フライト以外の使い道も知っておきたい
貯めたマイルをフライトに使うとき、普通席特典航空券をゲットできるのは1万5000マイル。ここまで貯めると、国内および韓国への往復航空券(1人分)をもらえる。しかし、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始など繁忙期は特典航空券を利用できない決まり。マイルには3年間という有効期限があるから急がないと期限切れになる。それを考えると、ほかの使い道も視野に入れておくべきだ。特典航空券以外には、JAL、ANAとも座席のアップグレードやクーポン券があり、ANAなら旅行グッズや特産品にも交換できる。JAL、ANAともに2万マイルで3万円相当のクーポン券に換えられる。そのほか、ANAなら1万マイルを1万円分のEdyに交換可能だ。
マイルを中心としたポイント制度は最近とくに活発になってきている。手元にあるクレジットカードや電子マネーを発行する会社のWebサイトなどをしっかりチェックして、自分の生活シーンにあった貯め方・使い方をしていこう。貯めたいがための無駄な出費に気をつけて!
nikkeibp.jp
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/topics/iccard/070326_3rd/
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